ジョゼップ・グアルディオラ

 マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、FAカップ決勝に進出した喜びを語った。22日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 FAカップ準決勝が22日に行われ、マンチェスター・Cはシェフィールド・U(2部)と対戦。43分にリヤド・マフレズのPK弾で先制すると、61分と66分にもマフレズが追加点を挙げ、3-0で勝利を収めたマンチェスター・Cが4シーズンぶりの決勝進出を果たした。

 この結果、マンチェスター・Cは今シーズンのFAカップ5試合の合計スコアが17得点0失点で決勝に到達。クラブ公式サイトによると、無失点でFAカップ決勝に進出したのは、1965-66シーズンのエヴァートン以来、57年ぶりのチームになったという。

 試合後、グアルディオラ監督は「ここに来るのは4年連続だが、チェルシーアーセナルリヴァプール相手に突破できなかった。私たちは本当によくやった。長い時を経て、FAカップ決勝に進出できたことには本当に嬉しく思っている」と喜びを語った。

 さらに、「彼らには最初の1分から明確なチャンスがあった。すべてのセットプレーが危険だった」と試合を振り返り、次のように続けた。

「前半はセカンドボールを一つも奪えなかった。うまく動かすことはできたが、あまりフリアン(・アルバレス)とアーリング(・ハーランド)を見つけることができなかった。でも、全体としては本当にいいパフォーマンスだった。3日前からどこにいるかは知っていた。ロッカールームから選手たちがここにいる雰囲気を感じていた」

 また、グアルディオラ監督はFAカップ準決勝の舞台で1958年に元マンチェスター・Uのアレックス・ドーソン氏以来、65年ぶりにハットトリックを達成したマフレズにも賛辞を送った。

「マフレズは並外れた選手であり、大舞台で活躍する選手でもある。ゴールを決めるメンタリティを持っている。PKの場面での落ち着きは重要だった。彼はフットボールをプレーするのが大好きで、ここ数年で多くのものを与えてくれた。これからもそうなることを願っているよ」