ペドリ、フレンキー・デ・ヨング

 バルセロナは22日、翌日に控えたラ・リーガ第30節アトレティコ・マドリード戦に向けた招集メンバー21名を発表した。

 現在ラ・リーガで2試合連続のスコアレスドローとなっているバルセロナ。今季のバルセロナの“らしさ”となっている強固な守備は健在であるものの、得点力に悩まされる試合が続いている。今節の相手は絶好調のアトレティコ・マドリード。第16節でバルセロナに0-1と敗れて以降はラ・リーガの13試合を10勝3分と無敗で駆け抜けている。

 ラ・リーガ6連勝中のアトレティコ・マドリードをホームに迎える一戦に向けて、バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督は21名の選手を招集。DFロナルド・アラウホ、MFガビ、FWロベルト・レヴァンドフスキらが順当に名を連ねた。また、右足の大腿直筋を負傷していたMFペドリがラ・リーガ9試合ぶり、右足大腿二頭筋を損傷していたMFフレンキー・デ・ヨングがラ・リーガ4試合ぶりのメンバー入りを果たしている。

 加えて、バルセロナのフベニールA(U-19相当)に所属しているFWラミン・ヤマルがトップチームでは初となるメンバー入りを果たした。2007年7月13日生まれの“逸材”は、仮に出場することとなれば15歳9カ月10日でのデビューとなり、バルセロナのトップチームにおける最年少出場記録を塗り替えることとなる。スペインメディア『ムンド・デポルティーボ』はシャビ監督の前日会見のコメントを紹介。「ラミンは才能豊かな選手で、きっと我々を助けてくれる。既に彼とは話をしたが、私に感謝するとともにこのチャンスを喜んでいた。もしもピッチに立つ状況になれば、彼は準備が整っている」と話し、左利きの若きアタッカーに向けた期待を口にした。

 バルセロナとアトレティコ・マドリードの一戦は日本時間で23日の23:15にキックオフを迎える。バルセロナの招集メンバー21名は下記の通り。

▼GK
1 マルク・アンドレ・テア・シュテーゲン
13 イニャキ・ペーニャ
36 アルナウ・テナス

▼DF
4 ロナルド・アラウホ
17 マルコス・アロンソ
18 ジョルディ・アルバ
23 ジュール・クンデ
24 エリック・ガルシア
28 アレハンドロ・バルデ

▼MF
5 セルヒオ・ブスケツ
8 ペドリ
19 フランク・ケシエ
21 フレンキー・デ・ヨング
30 ガビ
32 パブロ・トーレ

▼FW
9 ロベルト・レヴァンドフスキ
10 アンス・ファティ
11 フェラン・トーレス
22 ハフィーニャ
38 アンヘル・アラルコン
41 ラミン・ヤマル

【画像】バルセロナの招集メンバー21名