【ブンデスリーガ】ドルトムント4-0フランクフルト(日本時間4月23日/ジグナル・イドゥナ・パルク)
鎌田大地とブンデスリーガのスピード王によるバトルが勃発した。ドイツ代表FWアデイェミは左サイドでボールを受けるとそこからドリブルを開始。切れ味抜群の足技で瞬く間にペナルティーエリア内に侵入。これを鎌田はスライディングで止めようとしたが──。
【映像】冷静沈着な男・鎌田大地がキレる!
ドルトムントが4-0でリードして迎えた試合終盤の82分、FWアデイェミは左サイドで味方からのパスを受けると、そこからフランクフルト守備陣を突破しにかかる。切れ味抜群のドリブルでディフェンス陣を切り裂いて、一気にペナルティーエリア内まで侵入。瞬く間にたった一人でチャンスを演出した。
これに対し日本代表MF鎌田大地も負けじと守備に参加。スライディングでアデイェミの進撃を止めようとするが、このタックルでドルトムントのFWを倒してしまった。ただドイツ代表FWの転倒は、よく見るとダイブだったようで、鎌田はこれに猛抗議。アデイェミに対して詰め寄って舌戦を繰り広げていた。
ABEMAで解説を務めた風間八宏氏は「鎌田、足を引きましたからね」とアデイェミの加速に応じて適切な判断をした鎌田を称賛した。
同じく実況を務めた安井成行氏は「アデイェミにイエローカードが出ています」とダイブによってカードをもらうこととなってしまったドルトムントのFWを描写した。
日本代表MFはドイツの地でも存在感を発揮しているようだ。この試合では劣勢に立たされた中での途中出場ながら、チャンスを演出しチームの攻撃陣を引っ張っていた。このシーンでも守備への貢献や適切な判断でチームに貢献している。すでに今季限りでフランクフルトを退団することが発表されているが、残りの試合でも存分に活躍を披露してほしい。
(ABEMA/ブンデスリーガ)