【ブンデスリーガ】ドルトムント4-0フランクフルト(日本時間4月23日/ジグナル・イドゥナ・パルク)
ブンデスリーガ最速の足を持つアデイェミが、この試合でも快足ぶりを見せつけた。ドルトムントのFWはプレスをはがした味方からパスを受け取ると、一気に加速。横に並んでいたフランクフルト守備陣を置き去りにして、GKとの1対1へと持ち込んだのだ。
【映像】「止めらんねえ!」 時速36.65km!“ブンデス史上最速男”が暴走中
2-0と幸先の良いスタートを切って迎えた31分、ドルトムントはGKのスローイングを起点にフランクフルトのプレスをかわして最前線で待つアデイェミへとパス。ボールを受け取ったドルトムントFWは持ち前の快足で一気に加速すると、瞬く間にディフェンス陣を背後に置き去りにし、フィニッシュまで持ち込んだ。
シュートは惜しくもドイツ代表GKトラップの素晴らしいセーブに阻まれてしまったものの、度肝を抜く加速力にスタジアムは大盛り上がりだった。
ABEMAで解説を務めた風間八宏氏は「ただ速いですね」とアデイェミの快足ぶりを称賛。その他にも「追いつきそうですけど、そこから離れますからね」と守備陣をすぐさま背後に置き去りにする加速力に驚嘆していた。
実況を務めた安井成行氏は「フライブルク戦で36.65kmをマークしました」とドルトムントのFWが今年2月にブンデスリーガ史上最速記録を更新した驚異的な数字を紹介した。
この試合でもアデイェミのスピードは圧倒的であった。このシーンでは得点にはならなかったものの、試合を通じて2アシストと大活躍。持ち前の快足や身体能力の高さを活かしてチームの快勝に貢献した。ドイツ代表招集歴のある21歳はどこまで成長するのか──。
(ABEMA/ブンデスリーガ)