ニューカッスル

 プレミアリーグ第32節が現地時間23日に行われ、ニューカッスルがトッテナムに6-1で大勝した。

 4位ニューカッスルと5位トッテナムによる注目の上位対決は予想外の展開に。2分にジェイコブ・マーフィーのゴールで先制したニューカッスルは、6分にジョエリントンが追加点をマーク。その3分後にJ・マーフィーが自身2得点目となる強烈ミドルを叩き込むと、19分からはアレクサンデル・イサクがわずか2分足らずで2ゴールを記録。21分までの段階で、5-0という衝撃的なスコアとなった。

 データサイト『Opta』によると、試合開始から9分間で3ゴールを奪ったのは、プレミアリーグ史上6チーム目。2010年4月のマンチェスター・C(vsバーンリー)以来の記録だという。また、試合開始21分間での5-0のリードは、2019年9月のマンチェスター・C(vsワトフォード)に次いで、プレミアリーグ史上2番目に早い記録となっているようだ。なお、マンチェスター・Cの記録は「18分」となっている。

 前半はこのまま5-0で終了。後半に入ると両チームが1点ずつを加え、最終スコアは6-1でニューカッスルの圧勝となった。この試合の結果によりニューカッスルの勝ち点は「59」に到達。1試合消化の少ないマンチェスター・Uを得失点差で上回り、プレミアリーグ暫定3位に浮上した。一方のトッテナムはこれでリーグ戦2連敗。勝ち点「53」で暫定5位をキープしたものの、6位以下とのポイント差は縮まり、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内とのポイント差は開くこととなった。

 圧巻のゴールショーを演じ、CL出場権確保に大きく前進したニューカッスル。今後はアーセナルやブライトン、チェルシーなどとの対戦を控えている。