オーディション番組「少年ファンタジー」で練習生たちがパート分けをめぐり、チーム内で不和が勃発、さらに講師からも厳しい苦言を呈された。
4月20日(木)22時より「少年ファンタジー」#4がABEMAで日韓同時放送、国内独占無料配信。MBCが主催するサバイバルプロジェクトで、ガールズグループCLASS:yを輩出した「放課後のときめき」の男性版だ。MCは東方神起のチャンミン、プロデューサーはハン・ドンチョル、ウヨン(2PM)、カン・スンユン(WINNER)、(G)I-DLEのソヨン、B1A4出身のジニョンが務める。#4では前回に続き、2学期の「ビジュアルミッション」のステージの模様が紹介された。
しびれを切らし「全部持っていかれたら機会すらなくなる」
7人の練習生が集まったNCT U「90's Love」チーム。1学期の順位が32位とランキングの低いソ・サンウは、ダンスレッスンで早くもミスを連発していた。パート分けはチーム内で多数決で決めていくことになり、サンウは果敢に挙手するも多数決で敗れ希望パートがなかなか得られない。ついにしびれを切らして「不満があります。パートがある人にばかりにパートをあげたら、パートが少ない人が出てくる。投票方法が間違っているかと」と意見を口にした。
この発言に動揺するメンバーたち。まだこれでパートが確定するわけではなく、中間評価の後に変更もあり得るとメンバーたちに説得されるも、サンウは「でも全部持って行かれたら機会すらなくなる」と納得がいかない様子だ。しかしサンウは歌詞を覚えてなかったりなどメンバー内でも不安視されており、そんなサンウにオ・ヒョンテは「でも僕はこの曲を知らなかったけど、やりたいパートは(歌詞を)覚えたよ」と返し、気まずいムードが流れる。
その後ラップレッスンが行われ、講師の前で現状のパート分けで歌ってみせることに。ここでもサンウは歌詞を間違えてしまい、講師に微妙だと指摘を受ける。しかし「昨日曲が決まって、パートを覚えきれませんでした。やりたいパートだけ覚えていたので…」と言い訳してしまうサンウ。別のパートをやりたかったというサンウの意思を汲み取り、講師は「やってみて」とチャンスを与えるのだが、サンウはいざ振られると「ここは流れがよくわからなくて…」とまた言い訳を重ねてしまう。そんな重い空気のなか、別のメンバーのラップパートに挑戦したいと挙手するサンウ。講師は苛立ちを見せ、「自分のパートも不安定なのに?歌詞もわからないのに?なんなんだ、コメディじゃないんだから」と厳しい口調で注意していた。
そしてついに迎えた本番。7人のメンバーは練習を重ねエネルギッシュなパフォーマンスを披露し大きな歓声を浴びる。サンウは結局希望のパートを得られなかったものの、“秘密兵器”として鍛え抜かれた腹筋をステージ上で服をまくり披露、観客から驚きと共に悲鳴が起こった。
最新ランキングでは32位と低かったサンウだが、今回のステージの投票の結果、サンウは高い実力で注目を浴びていた日本人練習生のヒカルを抜き、“腹筋効果”でまさかの3位となった。
次回「少年ファンタジー」#5は、4月27日(木)22時よりABEMAにて日韓同時放送、国内独占無料配信される。