レスターのディーン・スミス監督が22日、プレミアリーグ第32節ウルヴァ―ハンプトン戦での勝利を喜んだ。公式HPがコメントを伝えている。
スミス監督が暫定指揮官に就任して初めて迎えたホームゲームは、13分に不用意な形でボールを奪われて先制を許すも、ケレチ・イヘアナチョのPKで追いつくと、後半には逆転に成功。そのまま試合は終了し、レスターにとっては9試合ぶりの勝利となった。
試合後、スミス監督は、「本当にうれしい。観客を歓喜の渦に巻き込むことができた」と喜びを語り、「まだ、6つの大きな試合が残っている。しかし、この結果に甘じるつもりはない。火曜日に行われるリーズ戦に向けて、今から準備と覚悟を決めていく」と締めくくった。
また、この日体調不良でメンバー外となっていたイングランド代表MFジェームズ・マディソンも自身のSNSで、「このクラブために戦ってくれた友人たちを誇りに思う!」とコメントし、残留へ向けたチーム内の雰囲気の良さをうかがわせた。
この結果により、得失点差で17位に浮上。一旦は降格圏を抜け出したレスター。だが、18位のエヴァートンとは同勝ち点で並び、最下位のサウサンプトンまでは勝ち点4差と、気の抜けない状況は続いている。次節、同じく残留を争う16位のリーズ相手戦に勝利を収めることができれば、残留に向けて大きな一歩となることは間違いないだろう。