ニューカッスルがバルセロナ所属のブラジル代表FWハフィーニャに関心を寄せているようだ。24日、イギリス紙『ミラー』が伝えている。
一昨年10月のサウジアラビアの公共投資ファンドによる買収以降、積極的かつ的確な補強で着実にチーム力を強化しているニューカッスル。迎えた今シーズンは開幕から好調を維持しており、プレミアリーグでは31試合を戦い終えた現時点で勝ち点「59」の暫定3位をキープ。来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得も現実味を帯びてきている。
強豪クラブへの仲間入りを果たしつつある同クラブは、来る夏の移籍市場でのさらなる戦力拡充を希望している模様。これまで、レスター所属のイングランド代表MFジェームズ・マディソンやアーセナル所属のスコットランド代表DFキーラン・ティアニー、バルセロナ所属のデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンらへの関心が明らかになっている。
今夏の動きに注目が集まるニューカッスルだが、バルセロナで活躍中のハフィーニャにも関心を寄せているようだ。報道によると、ニューカッスルは以前から同選手に興味を示し、昨夏の移籍市場では実際に獲得に乗り出していたという。現在も引き続きハフィーニャの動向を注視しており、今夏の移籍市場で獲得に向けて“再アタック”する可能性が高いようだ
現在26歳のハフィーニャは昨年夏にリーズからバルセロナに加入し、今シーズンはここまで公式戦42試合の出場で9ゴール10アシストをマーク。前線の主力として活躍しているものの、深刻な財政難に陥っているバルセロナが資金捻出のために放出に踏み切る可能性があるとも噂されている。『ミラー』は、ニューカッスルがハフィーニャ本人が希望している右ウイング(WG)での起用を確約した上で、オファーを提示する可能性もあると伝えている。
なお、ハフィーニャをめぐっては同じプレミアリーグのチェルシーからの関心も噂されている。果たしてわずか1年でプレミアリーグ復帰を果たすことになるのだろうか。