【プレミアリーグ】マンチェスター・シティ4-1アーセナル(日本時間4月27日/エティハド・スタジアム)
日本時間27日、イングリッシュ・プレミアリーグ第33節のマンチェスター・シティvsアーセナルが行われた。首位アーセナル、2位シティによる天王山は4-1でシティが勝利している。
ここまで32試合を戦い23勝6分3敗、勝ち点75で首位に立つアーセナルだが、直近のプレミアリーグでは3試合連続ドローに終わるなど19年ぶりの優勝に向けて足踏みが続く。対するシティは30試合を戦い、22勝4分4敗の勝ち点70。アーセナルと比べて2試合消化試合が少ないだけに、この大一番に勝利して優位に立ちたいところ。
プレミアリーグ優勝をかけた大一番は、開始早々の7分に動きを見せた。自陣でボールを繋いでビルドアップするシティは、ストーンズのロングパスをハーランドが圧倒的なフィジカルでキープ。引っ張られながらも裏に抜け出したデ・ブライネにパスを送ると、中央から右に流れながらデ・ブライネが右足を振り抜く。グラウンダーのボールがゴールの右隅を捉え、ホームのシティが先制した。
その後もシティがポゼッションを握り、特にハーランドとデ・ブライネが2人の関係性だけでゴールに迫るなど試合を優位に進める。すると前半アディショナルタイムにもハーランドが獲得したFKからチャンスを作る。デ・ブライネの高精度クロスから、ストーンズがヘディングでネットを揺らすがここはオフサイドの判定となった。しかしVARチェックの末、オフサイドは取り消しとなりゴールが認められ、シティが前半に2点を奪う結果となった。
後半はお互いに選手交代なしで迎えると、先にチャンスを作ったのはシティ。54分にはウーデゴールのパスをカットしたデ・ブライネが、ハーランドとのワンツーでボックス内に侵入する。DFの股を抜く右足のコントロールシュートを沈めて3点差とした。
厳しい状況となったアーセナルは、トロサールとジョルジーニョを投入。79分には中央やや右のボックス手前でFKを獲得すると、サカが左足で直接狙うが、ボールは落ちきれずにゴールとはならなかった。
87分にはセットプレーの流れからホールディングが右足で蹴り込んで、アーセナルが1点を返す。しかし試合終盤にはハーランドがゴールを奪い直後に終了のホイッスル。プレミアリーグ天王山はシティの勝利に終わった。
この結果、首位アーセナル、2位シティの順位こそ変わらなかったが、2試合消化が少ないシティがアーセナルとの勝ち点差を2ポイントに縮めることに成功。リーグ制覇に向けて優位な立場となっている。
(ABEMA/プレミアリーグ)