プレミアリーグ第33節が行われ、リヴァプールはウェストハムのホームに乗り込んでの一戦となった。
前節ノッティンガム・フォレストに2度追いつかれたものの結果的に3-2で勝利したリヴァプールは4戦負けなし。中3日で試合に臨んだ。対するウェストハムは直近の3試合で勝ち点「7」を加えており、残留に向けて好調を維持した中での対戦になった。
序盤の12分、いきなり試合が動く。ジャマイカ代表FWマイケル・アントニオとゴール前でワンツーをしたブラジル代表MFルーカス・パケタがペナルティエリア(PA)外から右足をダイレクトで振り抜き、鋭いシュートをゴールマウス左に突き刺した。
ビハインドを背負ったリヴァプールはすぐさま試合を振り出しに戻す。失点から6分後の18分、イングランド代表DFアレクサンダー・アーノルドから縦パスを受けたオランダ代表FWコーディ・ガクポが離れた距離から右足を一閃。低弾道のシュートはゴールポスト左に当たってゴールに吸い込まれた。
後半に入ると67分、リヴァプールが逆転に成功する。左サイドからのCK、スコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンが蹴ったボールに合わせたのはカメルーン代表DFジョエル・マティプ。強烈なヘディングシュートでアウェイチームにリードをもたらした。
結局、試合はこのまま1-2で終了。勝利を収めたリヴァプールが暫定ながら6位に浮上した。敗れたウェストハムは29日にアウェイでクリスタルパレスと対戦。リヴァプールは30日にトッテナムをホームに迎える。
【スコア】
ウェストハム 1-2 リヴァプール
【得点者】
1-0 12分 ルーカス・パケタ(ウェストハム)
1-1 18分 コーディ・ガクポ(リヴァプール)
1-2 67分 ジョエル・マティプ(リヴァプール)