【プレミアリーグ】ノッティンガム・フォレスト3-1ブライトン(日本時間4月27日/ザ・シティ・グラウンド)
三笘薫があわやゴールという決定機を演出した。左サイドでパスを受けた日本代表FWは相手右SBと右CBをスピードでぶち抜くドリブルを披露。そのままボックス内に侵入して完璧なラストパスを送ったが、味方のシュートはGKナバスの神セーブに防がれてしまった。
スコアレスで迎えた16分、三笘薫の左サイドからビッグチャンスが生まれる。
味方選手からのボールを受けた三笘は、ノッティンガム・フォレストDFオーリエとDFフェリペを引きつけてそのまま左サイドを独走。圧倒的なスピードで両者を置き去りにしてボックス内に侵入すると、マイナスの位置にいた“神童”パラグアイ代表の19歳フリオ・エンシソへとラストパスを送った。
あとは流し込むだけという状況だったが、コースを突いたシュートはコスタリカ代表の名手であり、絶対的な守護神ケイロル・ナバスがビッグセーブ。かつてレアル・マドリード、パリ・サンジェルマンで正GKを務めた男のワールドクラスのセービングだった。
ABEMAで解説を務めたベン・メイブリー氏は「三笘とオーリエ、このマッチアップが見たかった。(フェリペが)サポートしに来るんですけど、2枚かわして三笘が決定機を作った。エンシソが決めたかったですけど、これはナバスのファインセーブだと思いますよ」と、世界最高峰であるプレミアリーグらしいハイレベルな攻防を視聴者へと伝えた。
視聴者からも「マジで上手い」「完璧やったのに」「パスがすごい」「三笘、タッチまだ2回目で決定的崩し」「またアシスト未遂」と三笘を称賛するコメントが相次いだ。
なかには「W杯を思い出す」「ナバスまたお前か」とコメントする視聴者もいたが、両者は昨年のFIFA ワールドカップ カタール 2022にて、日本代表vsコスタリカ代表として対戦した因縁がある。この試合でサムライブルーはコスタリカに敗れており、その時のナバスのビッグセーブを思い出したファンも多かったようだ。
なお、ブライトンはこの試合に3-1で敗れて、順位は8位のまま停滞することに。UEFAヨーロッパリーグ出場圏内となる5位アストンヴィラとの差が開いたものの、3試合消化試合数が少ない状態ではあるだけに、引き続き目が離せない争いが続いていく。
(ABEMA/プレミアリーグ)