マンチェスター・Cvsアーセナル

 プレミアリーグ第33節が現地時間25日に行われ、マンチェスター・Cがアーセナルを4-1で下した。

 勝ち点「75」で首位を走るアーセナルと、2試合未消化ながら「5」ポイント差で追う2位マンチェスター・Cによる注目の“天王山”。マンチェスター・Cの本拠地『エティハド・スタジアム』で行われた一戦は一方的な展開となった。ホームチームはケヴィン・デ・ブライネの2得点とジョン・ストーンズのゴールで54分までに3点をリード。86分に1点を返されるも、後半アディショナルタイムにアーリング・ハーランドがダメ押しゴールを奪い、4-1で快勝した。

 この結果によりアーセナルとマンチェスター・Cの勝ち点差は暫定「2」まで縮まることに。依然として勝ち点で上回るアーセナルが首位をキープしているものの、2試合未消化である点や次節以降の対戦カードを踏まえると、マンチェスター・Cが優勝争いに向けて優位な立場となったことは間違い無いだろう。ちなみに両チームの次節以降3試合の対戦相手は、アーセナルがチェルシー、ニューカッスル、ブライトン、マンチェスター・Cはフルアム、ウェストハム、リーズとなっている。

 今シーズン最大のライバルを粉砕し、優勝に大きく前進したマンチェスター・Cだが、プレミアリーグでのアーセナル戦を大の得意としているようだ。データサイト『Opta』によると、マンチェスター・Cは今節の勝利により、プレミアリーグでのアーセナル戦12連勝を達成。プレミアリーグでのアーセナル戦で最後に勝ち点を落としたのは、2017年4月3日(2-2△)まで遡るという。なお、12連勝中の合計スコアは33-5となっているようだ。

 また、同サイトによると、今節の結果によりマンチェスター・Cの今シーズンのプレミアリーグ優勝確率は「92.1%」まで上昇したとのこと。逆にアーセナルの優勝確率は「7.9%」まで低下したようだ。この数字だけを見るとマンチェスター・Cのリーグ3連覇は堅そうだが、それでも何が起こるか分からないのがサッカーの醍醐味。両チームの残りの試合にも注目したい。