【プレミアリーグ】マンチェスター・シティ3-1アーセナル(日本時間4月27日/エティハド・スタジアム)
プレミアリーグ首位vs2位“天王山”の一戦で総勢18名の大乱闘騒ぎが見られた。結果的にルベン・ディアスがホワイトを蹴る形となったところから、マンチェスター・シティとアーセナルの両軍がヒートアップ。これにはそれぞれのクラブのファンも火がついて、コメント欄での口論も見られた。
マンチェスター・シティが2-0でリードしていた前半終了間際に、総勢18名が絡む乱闘騒ぎが見られた。
マンチェスター・シティDFルベン・ディアスとアーセナルDFホワイトがゴールライン付近でボールの主導権を巡ってバトルを繰り広げる。この攻防の行方はホワイトがディアスを押し倒す形でシティボールとなったのだが、その直後にファウルを受けたポルトガル代表DFの足がホワイトの足に当たったことでアーセナルDFが転倒。痛がる姿をみせた。
すると両軍の選手がヒートアップする乱闘騒ぎへと発展した。
この騒ぎにABEMAで解説を務めた元日本代表・槙野智章氏は「もったいないですね。こういう前半の終わりをすると後半はいい感じで入れない。プレーに集中する上、相手やレフェリーにストレスを出すと平常心でできなくなる」とコメントした。
盛り上がったのは両軍の選手だけではない。視聴者のアーセナルファンとシティファンもコメント欄で意見の言い合いを繰り広げた。
アーセナルファンの「蹴ったの見たぞ」「蹴ってるぞ」「やっちまえ」「赤だな」「レッド出せよ」という意見に対して、2点リードの余裕からか「サカとジェズスはやってんなー」「ジェズスは熱くなりがち」とやや冷ややかな反応を示した。
乱闘騒ぎは、前半終了の笛とともに約2分程度でおさまったが、槙野氏の言葉通り選手がプレーに集中できなくなることは大変“もったいない”ことだ。世界最高峰リーグの頂点を争う両チームには、余計なストレスなどを感じず本来の力を存分に出し切れる状態でプレーしてもらいたい。
(ABEMA/プレミアリーグ)