シャビ

 バルセロナのシャビ監督が、ラ・リーガの優勝争いについてコメントした。28日、スペイン紙『ラ・バングアルディア』が伝えている。

 現在、バルセロナは勝ち点76を獲得して首位に立っている。2位のレアル・マドリードとは勝ち点「11」差で、残るは7試合。優勝に向けて大きなアドバンテージを保っているのは間違いないが、一方で10日に行われた第28節のジローナ戦、16日に行われた第29節のヘタフェ戦で2試合連続のスコアレスドローを演じ、26日に行われた第31節のラージョ・バジェカーノ戦では1-2で敗れるなど、シーズン終盤にきて“失速”が目立つ。

 だが、シャビ監督は、ここ数年好成績を収められずに苦しんできたチームが優勝争いのポールポジションを維持していることに満足感を示した。

「ラ・リーガの優勝争いはそう長くかからないと思っている。今の状況を楽しんでいるよ」

「昨シーズンは2位争いをしていたんだ。今シーズンの順位には満足している。このリーグで楽しい時間を過ごせているよ。このような状況を誰が予測できただろう」

 試合内容や結果に不安を残すものの、順位表のトップを維持しているバルセロナ。29日の第32節では、本拠地『Spotifyカンプ・ノウ』でベティスとの対戦を控えている。