【プレミアリーグ】マンチェスター・シティ4-1アーセナル(日本時間4月27日/エティハド・スタジアム)
ジョルジーニョのフェアプレー精神にサポーターは感激の様子だ。トーマスにラグビータックルのような形で倒された相手FWハーランドに対して、イタリア代表はすぐさま手を差し伸べて上体を起こすことをアシスト。そして「フェアに戦おうぜ!」と言わんばかりにハグを交わした。
【映像】イタリア代表ジョルジーニョが怪物ハーランドに“紳士的対応”
マンチェスター・シティが3-1でリードする試合終盤の89分、ジョルジーニョがフェアプレー精神をみせた。
すでにイエローカードをもらっていたトーマスがハーランドに対して、抱き合うような形のタックルを見舞うとファウルのジャッジが下された。すると、この様子を傍で見ていたジョルジーニョはハーランドに対して、手を差し伸べて、上体を起こすことを手伝った。そして「フェアに戦おうぜ!」と言わんばかりにハグを交わし、その後座り込んでいたトーマスを立ち上がらせると定位置へと戻っていった。
チームが苦境に立たされている中でのフェアプレー精神に視聴者も「ジョルジーニョいいやつだな」「ナイスジョルジ」「ジョルジーニョ素晴らしいな」と、イタリア代表の姿勢に感激の様子だった。
直近の数試合において、同じポジションのトーマスは微妙なパフォーマンスに終わっていた。そんな中でもジョルジーニョにスタメンの機会は訪れず、この試合でもベンチスタートとなっていた。そして大一番において大きなビハインドを負っているこの場面では、精神的にも負荷がかかっていたことが予想されるが、そんな状況においても冷静にこのような判断ができるのは素晴らしいメンタルの持ち主である証拠だ。ジョルジーニョのようなプレーができる選手は世界中にそういないだろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)