インテルは、フルアムに所属するイングランド人DFトシン・アダラビオヨの獲得に関心を示しているようだ。28日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じた。
インテルは現在、今夏の契約満了に伴い退団するスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルの後釜を探している。そこで“ネッラズーリ”は、フルアムとの契約が残り1年となっているアダラビオヨに注目しているようだ。なお、移籍情報サイト『transfermarkt』は、同選手の推定市場価値を1500万ユーロ(約23億円)と算出している。
また、イタリアからの報道では、現在バルセロナからレッチェに期限付き移籍中の元フランス代表DFサムエル・ユムティティも、インテルの新センターバック候補者リストに名前を連ねているという。
現在25歳のアダラビオヨは、5歳でマンチェスター・Cの下部組織に入団。14歳でU-18チームに昇格し、2年後からはU-18チームのキャプテンも務めた。2016年2月にトップチームでビューを果たしたが、その壁は厚く、マンチェスター・Cでの公式戦出場はわずか8試合にとどまった。ウェスト・ブロムウィッチやブラックバーンへの期限付き移籍を経て、2020年10月にフルアムへと完全移籍した。
フルアムでは初年度から主力として活躍している。1シーズン目はプレミアリーグから2部チャンピオンシップへの降格を味わったものの、1年での1部復帰に貢献。今季はここまで公式戦23試合でプレーした。