【プレミアリーグ】マンチェスター・シティ4-1アーセナル(日本時間4月27日/エティハド・スタジアム)
この試合に大きな意味を持つ前半終了間際の得点に、エティハド・スタジアムは歓喜に包まれた。FKからのクロスにストーンズがヘディングで合わせてネットを揺らすも、副審はオフサイドの判定。ところがVARが介入するとストーンズのオンサイドが明らかとなり、中継カメラが揺れるほどサポーターたちが大いに沸いた。
【映像】ストーンズのゴールがVARでオンサイドとなりカメラが揺れる
マンチェスター・シティが1-0とリードして迎えた前半終了間際、ゴールからおよそ30m弱ほどの位置でFKを獲得した。キッカーは名手デ・ブライネ。ベルギー代表のピンポイントのクロスにDFストーンズがドンピシャで合わせてゴールネットを揺らした。
ところが副審はオフサイドのジャッジを下した。かなり際どいプレーだったためVARが介入すると、アーセナルDFホワイトの足先がストーンズの肩よりも前に出ていたという判定となってオンサイドに。判定が覆って得点が認められると、エティハド・スタジアムは大歓声に包まれた。
マンチェスター・シティの得点が認められると、ABEMAで解説を務めた槙野智章氏は「この時間での得点は大きいですね」と前半終了間際の追加点の大きさについてコメント。続けて「デ・ブライネのFKの精度も素晴らしいものがありますね」と、ゴールをお膳立てした素晴らしいキックも称賛している。
視聴者はVARチェックしている間から「オフサイドかー」「フリーにしすぎだけど助かった」「あれ?オンサイドじゃね?」など、オフサイドかオンサイドかで大盛り上がりをみせた。
このシーンは人間の目ではなく、VARだからこそ正確なジャッジかどうかが明らかとなるシーンだった。今季のプレミアリーグの優勝争いを占う大一番において、テクノロジーの重要性が再び明白となった。
(ABEMA/プレミアリーグ)