【プレミアリーグ】ブライトン6-0ウルブス(日本時間4月29日/アメックス・スタジアム)
三笘薫にとって、久々の途中出場はあまり関係のないことだった。三笘はピッチに立つと、すぐにドリブルで魅せた。対峙したポルトガル代表MFをぶち抜くとボックス内へと侵入。最後は味方選手へとラストパスを出して、決定機をお膳立てした。
ブライトンの三笘薫にとって、久しぶりに先発ではないスタートとなったが、5-0でリードして迎えた57分に途中出場すると、わずか1分足らずで決定機を演出してみせた。
いつも通り、左WGのポジションに入った三笘は味方選手からパスを受けると、怪我をしたセメドに代わって右SBのポジションに入ったヌニェスと対峙した。三笘の、内側にも行くと見せかけての縦へのドリブル突破に、本来は中盤の選手であるポルトガル代表は全く対応することができず、そのままボックス内へと侵入。そして最後はマイナスにいたウンダヴへとラストパスを送り、追加点のチャンスを作り出したのだ。
このプレーには、ABEMAで解説を務めた鄭大世氏が「いやー、みとまってる、最近またよくみとまれるようになってますからね」と大興奮。視聴者からも「三笘うますぎ」「いつもの」「さすが」「それは決めてくれ」「57分待った三笘ってるは違うな」など、いつもとは違う起用法にも関わらず、すぐにプレーで魅了した日本代表を称賛した。
デ・ゼルビ監督の下で不動のレギュラーに定着している三笘は、アストン・ヴィラ戦の欠場を挟んで前節までリーグ18試合連続でスタメン出場しており、プレミアリーグでの途中出場は昨年10月の第11節ブレントフォード戦以来となる。いつもとは違う試合への出場だったが、その影響はなかった。
なお、この試合は前半で4-0のリードを奪ったブライトンが後半に2点を追加して6-0で大勝。ターンオーバーしたなかでの快勝に、多くのサポーターは満足しているだろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)