【プレミアリーグ】ブライトン6-0ウルブス(日本時間4月29日/アメックス・スタジアム)
昨季のベルギーリーグ得点王がさすがの嗅覚を見せつけた。味方FWの意表を突くヒールパスに“音速反応”し、ワンタッチでゴールに流し込んだ。これがブライトンの先制点となり、ウンダヴにとっても嬉しいプレミアリーグ初ゴールとなった。
【映像】意表をついたヒールパスをただ一人嗅ぎつけたウンダヴが “音速反応”フィニッシュ
スコアレスで迎えた6分、ブライトンは左から崩し、右に流れたボールをMFマーチがボックス付近にいるDFフェルトマンへとパスした。そのままダイレクトでグラウンダーのパスを送ると、ボックス内のFWウェルベックがDFの意表を突くヒールパス。このヒールパスにただ一人反応したウンダヴは、オフサイドラインぎりぎりの絶妙な位置から抜け出して左足でゴールネットを揺らしている。
その後、オフサイドの可能性があるとしてVARでの確認が入ったものの、無事にゴールが認められ、記念すべきプレミアリーグ初得点に。駆け寄ったチームメイトたちから祝福を受けた。
この試合でABEMA解説を務めていた鄭大世氏は、「どこにこぼれるかわかるんですよ、ラインギリギリで一歩を出す準備をしている」とウンダヴのストライカーとしての嗅覚を称賛。また視聴者は「ウンダヴおめでとう!」「ウンダヴきたぁぁぁぁ」などとコメント。待望のプレミアリーグ初ゴールに、喜びの声であふれかえっていた。
三笘薫とともに今シーズンからブライトンでプレーしているウンダヴは、昨季ベルギーリーグで得点王となる26ゴールを記録していた。しかしこのドイツ人ストライカーは前節までノーゴールと本来の決定力を見せられずにいた。ベンチを温める日も続いていただけに、この試合での2ゴールは、指揮官への大きなアピールとなっただろう。
(ABEMA / プレミアリーグ)