「ドラエモンの前蹴りw」「170センチのドラエモン(笑)」実況淡々も視聴者の“腹筋が崩壊”する珍事 突如現れた面白リングネームのファイターが話題
【映像】「腹筋崩壊」に要注意 実際の試合の実況解説

 拮抗したムエタイ戦の好勝負。しかしながら「リングネームが気になりすぎて」試合に集中できないという珍事によってファンの間で大喜利状態に発展。その一方、気になるリングネームのファイターを淡々と紹介、さらに連呼する実況アナのプロ意識に「俺なら笑ってしまう」「ドラエモン選手言うなw」「イントネーションがそのままで草」など称賛の声が相次いだ。

【映像】「腹筋崩壊」に要注意 実際の試合の実況解説

 4月28日にタイ・バンコクで開催されたONE Chapionship「ONE Friday Fights 14」でジャリル・バーンズ(アメリカ)とドラエモン(タイ)が対戦。試合は3ラウンド判定でバーンズが勝利し、ONE初を白星で飾った。その一方、リングネームをドラエモンと名乗るタイ人ファイターの登場によって、視聴者がざわつきっぱなしの異常事態となった。

 ONEデビュー戦となった25歳のバーンズと対するは、同じくONEデビュー戦の地元タイ人ファイターである34歳のベテラン戦士。当然ながら視聴者が気になったのはそのリングネーム。リングアナがその名をコールすると、日本の国民的な人気アニメ『ドラえもん』と発音が全く同じという展開。ABEMA実況アナの斎藤寿幸が「170センチのドラエモン」(アニメ『ドラえもん』の身長は129.3センチ)と紹介すれば、そこにもツッコミが。しかし、ネタのような同選手名だが、ドラエモンのムエタイ成績は72勝27敗と実績あるファイターだ。

 試合は1ラウンドから両者ローを飛ばしあい、ドラエモンがワンツー。通常であれば普通のムエタイファイターの攻防だが斎藤アナが「ドラエモンが前に出ます」と話せば、ゲスト解説の鈴木千裕が「ドラエモン選手気が強いような気がするので打ち合いが楽しみですね」と応じる。この淡々と続くやり取りが視聴者のツボに入ったようで「ドラエモンが体勢を崩した」「ドラエモンの前蹴り!」といった冷静な実況に「ダメだ! 笑ってしまう…」「よく笑わないよな、実況」「ドラエモン選手言うなw」など、ドラエモンが気になりすぎて試合に集中できないファンが続出してしまう。

 その後も「ドラエモンやっぱりグローブは青なんだな」「イントネーションがそのままで草」など、コメント欄は大喜利状態に。「ドラエモンのインファイト」「ドラエモンのワンツー」など、ごく普通の実況に対しても「笑わないで実況できる。さすがプロ」「あえて触れないw」など、プロ意識に感服する声が相次いだ。

 ついには、普段は実況アナウンサーとして活動する西達彦アナが自身のツイッターで「ドラエモンだから青コーナーだし、ちょっとリーチも短いのか…。」と投稿する盛り上がり。

 そんな試合は圧倒的な手数の差でバーンズがONEデビュー戦で初勝利を飾ったが、視聴者の主役はドラエモン。「どら焼きはお預けや」「日本で試合をしたら絶対人気が出る」「楽しかったw」など最後までドラエモンへの声援とイジりが途切れることはなかった。

【映像】「腹筋崩壊」に要注意 実際の試合の実況解説
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白熱しすぎたラウンドガールが“あわや” ラウンド終了間際にカメラが捉えたドキドキの瞬間
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衝撃のバックブローKOが一転「反則負け」の珍事 よもやの反則裁定に反響
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