【プレミアリーグ】ブライトン6-0ウルブス(日本時間4月29日/アメックス・スタジアム)
ブライトンのウェルベックが、元北朝鮮代表も大絶賛のスーパーゴールを叩き込んだ。相手のミスを奪うとそのまま左足を一閃。鋭いシュートがゴールネットへと突き刺さった。一方のウルブスは試合開始から48分間で、屈辱の5失点。これにはウルブス指揮官ロペテギも頭を抱えるしかなかった。
【映像】48分間5失点で、ウルブス指揮官ロペテギが頭を抱える
ブライトンが4-0の大量リードで迎えた48分、ベテランFWが対戦相手のウルブスにとどめを刺す一撃を決める。
ボックス手前で相手DFコリンズのパスをカットしたウェルベックが、そのまま左足を一閃。ウルブスGKサーがやや右寄りに守っていたこともあって、利き足ではない左で放たれたシュートがゴールネットへと突き刺さった。
ABEMAで解説を務めた鄭大世氏は「シュートの技術見ました?インフロントで。ウェルベックは稼働率が低いけど、クオリティが高い。怪我が多いけどこれができる」と、この試合で2得点1アシストの大活躍をみせたベテランFWを絶賛した。
その一方で注目を集めたのがウルブスのロペテギ監督だ。痛恨の5失点目を喫すると、頭を抱える様子がカメラへと映し出され、実況の原大悟氏は「頭を抱えますロペテギ監督」とコメント。視聴者からも「フルボッコすぎる」「感情失ってて草」という意見が寄せられた。
この試合でゲスト解説を務めたLeo the football氏が「取った作戦自体は悪くないと思ったんですけどね」と語った通り、後半開始からウルブスは選手を入れ替えて試合の修正を図っていた。しかし、ウルブスのDFネイサン・コリンズのクリアミスによりあっさりと追加点を奪われると、スペイン人指揮官は頭を抱えるしかなかった。「今のクリアの中途半端さにコリンズの試合勘のようなものが出たのかも」と推察するLeo the football氏に対し鄭大世氏は「ウェルベックに対してもっと横からプレッシャーに入らなけばいけない」と指摘しつつも「ヒューマンエラーはコントロールできないですもんね」とロペテギ監督を慮った。
なお、この試合は前半で4-0のリードを奪ったブライトンが後半に2点を追加し、6-0の大勝を収めている。ターンオーバーをした中での快勝に多くのブライトンサポーターは満足しているだろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)