マンUが狙う蘭代表DF、国外移籍への憧れを隠さず「いつかその一歩を踏み出したい」

 アヤックスに所属するオランダ代表DFユリエン・ティンバーが、自身の将来について語った。29日付けでスペイン紙『アス』が報じている。

 現在21歳のティンバーは、2020年3月にアヤックスでプロデビュー。その当時チームを指揮していたのが、現在マンチェスター・Uを率いるエリック・テン・ハフ監督であり、今夏ティンバーは同クラブへ移籍する噂が伝えられてきた。

 そんな中、同選手はKNVBカップ(オランダ杯)決勝PSV戦へ向けた記者会見に登場した際、「移籍がどんどん近づいている」とその可能性を示唆すると「僕はアヤックスと合意している。昨年、少なくともあと1シーズンは残ってほしい、契約を延長してほしいと言われた。クラブボーイとして愛情を持って決断したが、シーズンが終わったら状況を見直すことになるだろう」と語った。

 また「オランダ代表では、海外でプレーしている選手たちとよく話すし、自分もいつかその一歩を踏み出したい」と率直な気持ちを明かしながらも「しかし、それがいつになるかはアヤックスと相談して実現させることになる。とにかく僕はまだここにいるし、焦ることはないよ。今はカップ戦の決勝と残りのリーグ戦に集中しているんだ」と語るに留めた。

 昨年8月にアヤックスと2025年までの契約延長に合意していたティンバーだが、果たして今後どのようなキャリアを歩んでいくのだろうか。