アトレティコ・マドリード

 ラ・リーガ第32節が30日に行われ、アトレティコ・マドリードとバジャドリードが対戦した。

 アトレティコ・マドリードは前々節のバルセロナ戦を0-1で落とし、ラ・リーガでの無敗記録が「13」でストップしたものの、前節のマジョルカ戦は3-1と白星を飾った。2連勝を目指す今節は残留争いに巻き込まれている14位バリャドリードと敵地で対戦。アトレティコ・マドリードはロドリゴ・デ・パウル、アントワーヌ・グリーズマン、アルバロ・モラタらが先発に名を連ねた。

 試合は20分に動く。相手内に押し込んだ状況の中、アトレティコ・マドリードは最終ラインでボールを持ったホセ・マリア・ヒメネスが背後のスペースへロングフィードを供給。ペナルティエリア右に侵入したナウエル・モリーナが冷静にGKとの1対1を制し、アトレティコ・マドリードが先手を取った。

 続く24分にはセットプレーからアトレティコ・マドリードがチャンスを創出。グリーズマンが敵陣中央で得たフリーキックから左足で正確なボールを放り込むと、競り勝ったヒメネスが頭で合わせる。飛び出してきたGKよりも先に触ったヘディングシュートでゴールネットを揺らし、アトレティコ・マドリードがリードを広げた。

 勢いに乗るアトレティコ・マドリードは38分、モラタがペナルティエリア内でデ・パウルからの浮き球パスを引き出すと、ファーストタッチが相手に当たってグリーズマンの元へ。中央への折り返しから右足フィニッシュを沈めた。前半終了間際の40分にはマリオ・エルモソのファウルで与えたPKにより1点を返されたものの、アトレティコ・マドリードが2点をリードしてハーフタイムに突入している。

 後半に入るとバジャドリードが攻勢を強める。63分、左コーナーキックからホアキン・フェルナンデスが右足シュート。詰まり気味のファーストタッチから右足で狙った一撃はクロスバーに直撃。こぼれ球をマルタン・オングラが押し込んだものの、オフサイドのため得点は認められず。74分にはペナルティエリア手前左寄りの位置でフリーキックを獲得すると、モンチュが右足で鋭い一撃を放つ。ここはGKヤン・オブラクの負傷によってゴールマウスを守るGKイヴォ・グルビッチが弾き出した。

 それでも、バジャドリードは直後のコーナーキックを得点に繋げる。モンチュが右足でニアサイドにボールを送ると、狙っていたセルヒオ・エスクデロがファーを目掛けたヘディングシュート。この一撃にはGKグルビッチも動けず、バジャドリードが1点差まで詰め寄っている。

 勢いに乗ったバジャドリードは76分、左サイド開いた位置でサイドチェンジのボールを受けたエスクデロが左足でアーリークロスを送ると、ペナルティエリア中央で競り勝ったセルヒオ・レオンが頭で合わせる。ドンピシャのタイミングから放たれたヘディングシュートはクロスバーに嫌われた。

 後半に入ってからアトレティコ・マドリードにとっては嫌な展開が続いたものの、86分に勝負強さを見せる。ペナルティエリア手前の位置でボールをキープしたメンフィス・デパイのパスから、アンヘル・コレアがペナルティエリア右に侵入。中央へ折り返すと、このボールが相手のオウンゴールを誘い、決定的な4点目を挙げている。後半アディショナルタイムにはカウンターからメンフィスがダメ押し弾を決めた。

 試合はこのままタイムアップ。アトレティコ・マドリードはラ・リーガ2連勝を飾り、2位レアル・マドリードとの勝ち点差「2」をキープした。一方のバジャドリードは後半の猛攻も実らず、これでラ・リーガ2連敗。順位を15位に落としている。

 次節、アトレティコ・マドリードは3日にカディスをホームに迎える。一方、バジャドリードは4日に敵地でラージョ・バジェカーノと対戦予定だ。

【スコア】
バジャドリード 2-5 アトレティコ・マドリード

【得点者】
0-1 20分 ナウエル・モリーナ(アトレティコ・マドリード)
0-2 24分 ホセ・マリア・ヒメネス(アトレティコ・マドリード)
0-3 38分 アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリード)
1-3 42分 サイル・ラリン(PK/バジャドリード)
2-3 74分 セルヒオ・エスクデロ(バジャドリード)
2-4 86分 ホアキン・フェルナンデス(OG/アトレティコ・マドリード)
2-5 90+3分 メンフィス・デパイ(アトレティコ・マドリード)