【プレミアリーグ】ブライトン6-0ウルブス(日本時間4月29日/アメックス・スタジアム)
日本代表・三笘薫が見せた相手の裏を取る動きを、ABEMAで解説を務めた元北朝鮮代表・鄭大世が絶賛している。ターンオーバーにより試合途中からの出場となった三笘だったが、その動きやスピードは健在だった。左サイドからディフェンダーの裏へ抜け出した日本代表は、相手守備陣2人を釣り出すことに成功。一瞬のうちに決定機を演出した。
【映像】三笘薫「相手DFの視野では動き出しを我慢」している?
6-0とブライトンが大量リードして迎えた74分、アルゼンチン代表MFマクアリスターが中央付近でボールを持つと、三笘は左サイドから相手ディフェンダーの背後へ。マクアリスターからのボールを受け取った三笘はそのままペナルティーエリア内へとクロスを上げた。ボールは惜しくもクリアされ得点には至らなかったが、瞬く間にチャンスを創りあげた。
ABEMAで解説を務めた鄭大世氏は試合後の『TODAY'S SELECTION』で「ただ裏を取るのではなく、もっと裏を取る」と三笘の裏への抜けだし方に注目。鄭大世氏によれば、三笘は「相手守備陣の視野の中に自分がいるときは動き出しを我慢している」という。そこで三笘は、相手DFの注意が自分からボールホルダーのマクアリスターに代わった瞬間に、裏を取りに行くことでチャンスを演出したようだ。
またゲスト解説を務めたLeo the football氏は「中のセンターバックも釣り出せますからね」とコメント。ただ裏へ抜け出すだけでなく、相手ディフェンダー2人をおびき出し、ペナルティーエリア内での味方のマークを甘くさせた三笘のプレーを称賛した。
過密日程から連戦が続いたことで疲労を考慮し、この試合ではスタメンから外れることとなった三笘だったが存在感は抜群であった。途中出場でもいつものように決定機を作り、チームの攻撃を牽引した。
(ABEMA/プレミアリーグ)(c)aflo