レンヌに所属するクロアチア代表MFロヴロ・マイェルに対して、リヴァプールとアーセナルが関心を示しているようだ。4月30日、イギリス紙『デイリー・メール』が報じている。
1998年1月17日生まれのマイェルは現在25歳。母国のロコモティヴァの下部組織出身で、2016年6月にトップチームデビューを果たした。その後、クロアチアにおけるスター選手の登竜門でもあるディナモ・ザグレブを経て、2021年夏にレンヌに加入すると、初年度からリーグ・アンで6ゴール8アシストの活躍。またクロアチア代表として、カタールW杯にも出場し、2大会連続となるメダル獲得に貢献した。
しかし今季は、難しいシーズンを送っている。ここまでリーグ・アンでは27試合に出場しているマイェルだが、先発出場数は「13」にとどまっており、プレータイムが限られている現状。『デイリー・メール』は、選手本人はクラブ退団の意思を持っており、今夏の移籍市場での新たな挑戦を待っていることを報じている。
そんな同選手に対しては、リヴァプールとアーセナルが獲得を検討しているとのこと。『デイリー・メール』によると、レンヌ側は今夏の売却には3000万ユーロ(約45億円)を要求する構えのようだ。
知的でテクニカルなプレーを持ち味としており、ルカ・モドリッチの後継者と謳われるほどのポテンシャルを見せているマイェル。かつては、ヴァトレニの“英雄”も4シーズンに渡ってプレミアリーグでプレーしたが果たして、その足跡を辿ることになるのだろうか。