ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫が、来季の欧州大会出場権獲得に向けて意気込みを語った。3日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
今シーズン躍進しているブライトンは、4月29日に行われたプレミアリーグ第34節のウルヴァーハンプトン戦に6-0で勝利したことで勝ち点が「52」に到達。7試合を残しながら、1982年にトップリーグで記録したクラブ最多の勝ち点記録に並んでいる。さらに、現在は暫定ながら8位に位置しているものの、3試合未消化となっていることから来季チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得の可能性もまだ残している。
そんな状況のなか、勝ち点「11」差で暫定4位につけるマンチェスター・Uとの対戦を4日に迎えるブライトン。先日FAカップ準決勝でPK戦の末に敗れたマンチェスター・Uとの再戦を前に三笘は「落胆は今でも覚えています」と明かしながら、リベンジを誓った。
「今回は結果を覆すことができればと思います。同時に、全く別の戦いになるので、別の試合として捉えたいです。僕たちのように後ろからビルドアップして、自信を持ってプレーできるチームは多くはありません。僕らのようなチームがチャンピオンズリーグに出場することは、魅力的なサッカーを世界に見せる素晴らしいショーケースになると思います」
「今、最多の勝ち点を獲得できていることはとても嬉しいですが、最も重要なことはシーズンが終わった時にどこにいるかです。ファンを幸せにするためにも、来シーズンのヨーロッパの大会の出場権を獲得する必要があると思います」
そして、素晴らしいシーズンを締めくくるためには「すべての試合に勝つこと。その目標を達成するためには最高の準備が必要で、シーズンが終わった時に皆が笑顔で終わることも重要だと思います」と言及した三笘は、残りのリーグ戦7試合に向けて次のように意気込みを語った。
「現時点では非常に拮抗した戦いで、毎試合後に自分たちがどこにいるかを確認もしています。でも、僕たちの焦点は次の試合に勝つことなので、毎試合に集中しようとしています」