LASKリンツの日本代表FW中村敬斗は、今夏の移籍市場でのフランクフルト加入が間近に迫っているようだ。3日、オーストリアメディア『スカイ・スポーツ』が報じている。
2000年7月28日生まれの中村は現在22歳。ガンバ大阪でプロキャリアをスタートさせた同選手はその後、トゥウェンテとシント・トロイデン、FCジュニアーズ(オーストリア2部)を経て、2021年夏にLASKリンツに加入した。今シーズンはここまでのオーストリア・ブンデスリーガ26試合で13ゴール7アシストを記録し、チームトップスコアラーとして攻撃を牽引している。
今年3月に日本代表デビューを果たした中村に対しては、PSVやリヴァプールらが関心を寄せていることが取り沙汰されていたが、ここにきてフランクフルトの名前が急浮上。報道によると、「EL王者への夏の移籍はすでに決まっているとさえ言われている」と今夏の加入は間近に迫っているようだ。
また、ドイツメディア『Sport1』は、中村は2025年6月末までの契約を残しており、移籍金は500万ユーロ(約7億4000万円)前後の見通しであることを指摘している。
オーストリアの地でストライカーとしての評価を高めた中村は今夏、自身初となる欧州5大リーグに挑戦することになるのだろうか。