【プレミアリーグ】ブライトン1-0マンチェスター・ユナイテッド(日本時間5月5日/アメックス・スタジアム)
【映像】前半早々、三笘薫の強烈シュートがGKの顔面を撃ち抜く
イングリッシュ・プレミアリーグ第28節の延期分、ブライトンvsマンチェスター・ユナイテッドがアメックス・スタジアムで行われ、ブライトンが1-0で勝利した。日本代表・三笘薫はフル出場を果たしている。
試合前の時点で、ブライトンは8位(勝ち点52)、ユナイテッドは4位(勝ち点63)と、共に来季の欧州カップ戦の出場権獲得のためにも絶対に"勝ち点3"がほしいゲーム。さらに、ブライトンとしては、4月24日のFAカップ準決勝でクラブ史上40年ぶりの決勝進出をPK戦の末に阻まれた相手としてリベンジに燃える一戦でもあった。
迎えた試合は、立ち上がりからオープンな展開となった。すると4分には三笘薫がボックス内でGKとの一対一を迎えたが、ここはデ・ヘアが顔面セーブ。さらに13分にも三笘は、ボックス左でパスを受けてから右足を振り抜いたが、シュートを枠に飛ばすことはできなかった。
その後はユナイテッドが前線から追いかけるのではなく、コンパクトな守備を敷いて対応する形になったため試合は膠着。三笘も徐々にワン=ビサカの対応が厳しくなり、なかなか決定機を作り出せなくなっていった。
そのままハーフタイムを迎えると後半もブライトンがポゼッションを握り、ユナイテッドがコンパクトな守備からカウンターを狙っていく。すると67分には三笘が左サイドからボックス内にドリブルで侵入。ワン=ビサカとアントニーに挟まれる形で倒されたが、ファウルの笛はならなかった。
終盤は両チームともに選手を入れ替えながらゴールを目指すが、最後までネットが揺れることはなく時間が経過。すると後半のアディショナルタイムも目安の5分に差し掛かろうとするところで、ルーク・ショーのハンドがVARにより明らかとなり、ブライトンにPKが与えられる。このチャンスをマクアリスターが決めて勝負あり。ブライトンがFAカップ準決勝の借りを返して勝ち点3を獲得。さらにシーズンダブルを達成した。この結果、ブライトンは順位を2つ上げて暫定6位に浮上している。
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