ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が、マンチェスター・U撃破の喜びを語った。4日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
プレミアリーグ第28節延期分が現地時間4日に行われ、ブライトンはホームにマンチェスター・Uを迎えた。試合は序盤から互いにチャンスを作り合うも、両チームのGKが好セーブを連発し得点を許さず。スコアレスのまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、ブライトンは右CKから相手DFのハンドでPKを獲得。これをアレクシス・マック・アリスターが冷静に沈め、ブライトンが1-0で勝利を収めた。
現地時間4月23日に行われたFAカップ準決勝では、PK戦の末にマンチェスター・Uに敗れたブライトン。再戦でリベンジを果たし、リーグ戦連勝を飾ったデ・ゼルビ監督は「非常に嬉しいし、パフォーマンスと結果にとても満足している」と前置きしつつ、強豪撃破の喜びを次のように語っている。
「我々は(FAカップ)準決勝で勝利に値していたがPK戦で敗れ、そして今日はPKによって試合に勝つことが出来た。サッカーの神様がいるのだと思っているよ。我々はどちらの試合でもマンチェスター・Uよりも良いプレーをしていたと思うし、最後の結果は不公平だったと感じている。我々は素晴らしい試合をした。ファンタスティックかつ偉大なチームを相手に試合を支配していた。私の選手たちは勝利に値すると思う」
この試合では普段ボランチで起用されているモイセス・カイセドが右サイドバック(SB)に入り、中盤の一角にはビリー・ギルモアを配したデ・ゼルビ監督。この起用法について同監督はクラブの公式サイトを通じて「カイセドはどこでもプレーできるトップ選手だし、ギルモアはウルヴァーハンプトン戦(6-0○)によりプレーする価値があった。2人ともそのクオリティーを示してくれた」と説明している。
この試合の勝利で勝ち点を「55」まで積み上げたブライトンは、プレミアリーグの暫定6位に浮上。2試合消化の多い5位リヴァプールとのポイント差は「4」となっており、ヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得も射程圏内となっている。なお、ブライトンは8日に行われる次節ではエヴァートンと対戦する。