【プレミアリーグ】ブライトン1-0マンチェスター・ユナイテッド(日本時間5月5日/アメックス・スタジアム)
三笘薫はFAカップ準決勝で“完敗”を喫したワン=ビサカとの熾烈な戦いを繰り広げた。この場面では三笘の方が、スタートポジションが有利だったため先手に回って仕掛けることに成功。しかし、コースを狙ったシュートは足にミートしきれず、三笘も悔しさのあまり思わず叫んだ。
【映像】三笘薫が宿敵ワン=ビサカを抜きさり決定機を演出するも...最後は雄たけび
スコアレスで迎えた58分、ブライトンがマンチェスター・ユナイテッドのビルドアップのミスを誘う。
アウェイチームが前掛かりになっていたタイミングでFWウェルベックがパスをカットすると、ボールは三笘の下へ。ワン=ビサカも攻撃参加のために高い位置をとっており、この場面では三笘が先手に回って仕掛けることに成功した。
三笘はボックス内へと進入すると、縦に仕掛けつつ、相手のタイミングを外した右足でのシュートを選択。しかし、足がボールにミートせず、力のないシュートはデ・ヘアにキャッチされた。これには思わず三笘も悔しさのあまり叫んだ。
ABEMAで解説を務めた槙野智章氏は「縦を空けて極端に中を切る分、やりづらそうですね」と、この試合でワン=ビサカが対三笘で行った対策についてコメントした。
視聴者からは「叫んだわ」「ビサカしっかりコース絞った」「オーマイガーしててかわいい」「ワンビサカの距離感やらしいんよな」「意外性はあったんだけどな」「味方のポジショニングよ」など残念がるコメントが多く寄せられた。
ワン=ビサカはこの試合で始めはあえて縦のコースを空けて、そこに三笘が進入すると足を出して止めるという“誘いこむ”守備で日本代表の前に立ちはだかった。これを攻略しようとする三笘との対決は見応えがあった。
なおこの試合は最終盤まで得点が生まれない展開となったが、ラストプレーでPKを獲得したブライトンが1-0で勝利。2試合の未消化試合を残す中で、暫定6位へと浮上した。
(ABEMA/プレミアリーグ)