リオネル・メッシ

 パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが無許可でサウジアラビアに渡航したことを自身のインスタグラムアカウントのストーリーズで謝罪した。5日、フランスメディア『RMC』が伝えている。

 メッシは4月30日に行われたリーグ・アン第33節ロリアン戦(1-3で敗戦)後に家族とともにパリを発ち、クラブの許可を受けずにサウジアラビアへ渡航。同国への滞在により現地時間1日に行われたトレーニングセッションを欠席した。これを受けて、PSGは同選手に対する処分を決定した模様で、今後2週間に渡って試合やトレーニングへの参加を禁止し、当該期間の給与についても支払わない方針であると報じられた。

 そんななか、メッシは自身のSNSを更新し、謝罪動画を公開。スーツ姿で次のように述べた。

「試合後はこれまでと同じようにオフが与えられたと思っていたんだ。以前からキャンセルしていて行けなかったサウジアラビアへの旅行を今回企画していた。今回はキャンセルできなかった。チームメイトに謝罪したい。クラブの決断を待っている」 

 また、PSGを率いるクリストフ・ガルティエ監督は7日に行われるトロワ戦を前にした記者会見でメッシについて言及し、「彼がいつ戻ってくるか、何が起こるかを見てみよう。もちろん、クラブ全体と話し合うが、最初に彼個人とも話し合うつもりだ」と今後の予定を明かした。

 なお、メッシはクラブが下した処分によって7日のトロワ戦と13日のアジャクシオ戦を欠場することが予想されており、復帰は早くても21日のオセール戦になると見られている。