ユリアン・ヴァイグル

 日本代表DF板倉滉が所属するボルシアMGが、ベンフィカから期限付き移籍で加入しているドイツ代表MFユリアン・ヴァイグルを完全移籍で買い取った。5日に両クラブが公式サイトで発表した。

 ボルシアMGとヴァイグルは、2028年6月30日までの契約を締結。ベンフィカの発表によると、ボルシアMGが支払う移籍金は717万9487.10ユーロ(約10億8400万円)になるという。

 現在27歳のヴァイグルは1860ミュンヘンの下部組織出身。2015年夏にドルトムントへと移籍し、同クラブで公式戦通算171試合に出場した。2020年1月にベンフィカへと完全移籍し、公式戦通算115試合に出場。2020-21シーズンには、ファン投票のクラブ年間最優秀選手に選出された。

 ドイツ代表としても6試合に出場したことがあるヴァイグルは、2022年8月1日に1年間の期限付き移籍でボルシアMGに加入。今季のブンデスリーガではここまで19試合に出場している。

 ヴァイグルはボルシアMGへの完全移籍加入に際し、クラブ公式サイトを通じてコメント。「合意に至ったことを嬉しく思う。これから起こることに期待感でいっぱいだし、先導役として大きな意欲を持っている」と喜びを示した。

 また、ボルシアMGのローランド・ヴィルクスSD(スポーツ・ディレクター)は、「ユリアンは、サッカー選手としての資質だけでなく、その人柄も含めて、我々のチームにとって重要な構成要素だ。彼はすぐにここ引っ張る選手の一人となり、ボルシアに明確にコミットしてくれたことを嬉しく思っている」と語っている。

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