ユリアン・ナーゲルスマン

 トッテナムが、新監督候補として名前が挙がっている元バイエルン監督のユリアン・ナーゲルスマン氏と会談を行ったようだ。5日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 3月にバイエルンの監督を解任されて以降、多くのビッグクラブからの関心が噂されるナーゲルスマン氏。トッテナムも以前から、同氏へ注目を寄せるクラブの一つとして名前が挙がっていたが、今回は直接的な交渉を行ったようだ。

 報道によると、トッテナムはドイツ人指揮官と監督職をめぐって会談を実施。ナーゲルスマン氏は、この仕事に興味を示しているものの、現段階では合意には至っていないという。また、「移籍に関してどれだけの権限を得られるか」が交渉の鍵になっている模様。最終的な決断を下すまで、今後も話し合いが続くとされている。

 一方、同氏との会談が過去に報じられていたチェルシーとの交渉は難航。「監督候補が定まっていないのは、クラブの方針が明確ではないため」と解釈し、監督就任に難色を示しているようだ。

 動向に注目が集まる“若き名将”は、新天地として一体どのクラブを選ぶのだろうか。