ウナイ・エメリ、キーラン・ティアニー

 アストン・ヴィラが、アーセナルに所属するスコットランド代表DFキーラン・ティアニーに関心を寄せているようだ。6日、イギリス紙『テレグラフ』が報じている。

 現在25歳の同選手は、2019年夏にセルティックから2500万ポンド(約42億円)の移籍金でアーセナルに加入した。同クラブ移籍後は度重なる負傷に悩まされながらも、主力として活躍。しかし今季は、マンチェスター・Cから獲得したウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコにレギュラーを奪われ、途中出場が増えている。

 同紙は、アストン・ヴィラを率いるウナイ・エメリ監督が、かつての教え子との再会を望んでいると指摘。アーセナルでの監督時代に獲得したティアニーを、再び狙っているという。また、ニューカッスルからの興味も噂される同選手だが、ヴィラも獲得へ向けた資金を提供する準備が整っているようだ。

 昨年10月にスペイン人指揮官が就任すると、好調を維持しながら現在リーグ8位へと浮上した同クラブ。報道によるとティアニー以外にも、バルセロナに所属するスペイン代表FWフェラン・トーレス、ユヴェントスに所属するセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチも獲得候補に挙がっている模様だ。

 果たしてエメリ監督の想いが届くことはあるのだろうか。動向に注目が集まる。