プレミアリーグ第35節が7日に行われ、トッテナムがクリスタル・パレスを1-0で下した。
前半アディショナルタイム1分、スペイン代表DFペドロ・ポロが右サイドから送ったクロスにイングランド代表FWハリー・ケインが頭で合わせて先制。この1点を守り抜き、トッテナムはリーグ戦5試合ぶりの白星を飾った。
先制点を挙げたケインは、今季のリーグ戦で「26」ゴール目に到達。プレミアリーグ通算では「209」ゴール目となり、現役時代にエヴァートンやマンチェスター・Uで活躍した元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏を抜いて、リーグ歴代2位に浮上した。
試合後にイギリスメディア『BBC』のマイクを握ったケインは、「ゴールを決め続けたいので、この国で最高の選手の一人であるウェイン・ルーニーのような選手の記録を抜くのは、特別な気持ちだね」と喜びを示した。
残す壁は、現役時代にブラックバーンやニューカッスルで活躍したアラン・シアラー氏が保持する歴代最多得点記録の「260」のみ。トッテナムとの契約残り1年で去就にも注目が集まるなか、今夏に30歳の誕生日を迎えるケインはプレミアリーグの記録を更新できるのだろうか。
次節は13日に行われ、トッテナムは敵地でアストン・ヴィラと対戦する。