韓国のサバイバルオーディション番組「少年ファンタジー」で、ラップを得意とする練習生のキム・ボムジュンが、脱落への恐怖からチーム内で自己主張を連発、チームメイトを困惑させた。
【映像】ラップが自慢の練習生、チーム内で分裂、本番ではボロボロ(10分頃~)
5月4日(木)22時より「少年ファンタジー」#6がABEMAで日韓同時放送、国内独占無料配信。MBCが主催するサバイバルプロジェクトで、ガールズグループCLASS:yを輩出した「放課後のときめき」の男性版だ。MCは東方神起のチャンミン、プロデューサーはハン・ドンチョル、ウヨン(2PM)、カン・スンユン(WINNER)、(G)I-DLEのソヨン、B1A4出身のジニョンが務める。
講師から「上位の子を目立たせて」と言われるも…
ついに3学期の「専攻分野」ミッションのステージがスタート。WINNER「REALLY REALLY」をパフォーマンスするチームでは、ラップと得意とするキム・ボムジュンが脱落への危機感を募らせていた。ホン・ソンミン、ヒカリなど上位メンバーが多いだけに、なんとかベネフィットを獲得してボムジュンを救おうと、メンバーたちは「ボムジュン救済計画」を掲げて躍起になる。パート割りでラップが得意なボムジュンはインパクトのあるパートに立候補しメンバーも快く受け入れるが、さらにボムジュンがラップ、1サビもやりたがると、次第に微妙な空気が流れる。イ・ハンビンは「ボムジュンが欲を出し戸惑いました」と舞台裏でこぼしていた。
中間評価では、ボーカルのハンビンとヒカルが息ぴったりに表現し、ヒカルは講師陣からも高評価を受ける。3学期プロデューサーのジニョンは、「雰囲気はよかった。ボムジュンはラップもボーカルもあるけど、ヒョンテのパートが少ないね。ヒョンテも歌が上手いからこのチームの戦力の1人。だからフル活用しないと。チームを良く見せることを考えながらパートを分けてみては」とボムジュンだけに偏ったパート分けを指摘。ほかの講師も「上位の子を目立たせてハマらせないと」という意見だ。これにボムジュンは「上位の子に引けを取らない自信があるので、今はよくわからないです」と不服そうな顔を見せていた。
再度パート割りを決め直すメンバーたち。ボムジュンは1人異なる意見を口にしてまたチームの空気が悪くなるが、「ヒョンテには申し訳ないけど、僕の順位がすごく低いから…」と切実な思いを口にする。なかなか意見がまとまらず、ソンミンが「与えられたポジションを完璧にこなすべき」と説得するも、ボムジュンは聞き入れない。
そこへハンビンが「ラップの歌詞を変えるって言ってたけどまだだよね?君は他メンバーに比べて倍もラップパートがあるのに」とみんなの前で冷静に指摘。しかしボムジュンは「みんなは理解できないだろうけど、僕は死ぬ直前の状況なんです」と脱落への不安を繰り返していた。
またハンドマイクを使うか、ヘッドセットを使うかでもボムジュンとメンバーの間で意見が割れてしまう。ボムジュンはハンドマイクを使いたがるが、ハンドマイクだとダンスを踊りにくい部分があるため、メンバーは納得しかねる状況だ。ソンミンは「動揺が隠せません」と本音を吐露し、ボムジュンは「僕にとっては重要な部分だったので…」と譲れぬ姿勢を見せていた。意見が割れたまま本番に向かう「REALLY REALLY」チーム、果たしてどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。
次回「少年ファンタジー」#7は、5月11日(木)22時よりABEMAにて日韓同時放送、国内独占無料配信される。