韓国のサバイバルオーディション番組「少年ファンタジー」で、上位練習生が多く集まった「REALLY REALLY」チームがプロデューサー陣から酷評を受け、投票も波乱の結果となった。
【映像】上位練習生たちが集まったチームなのに…審査員酷評のステージ（12分頃～）
5月4日（木）22時より「少年ファンタジー」#6がABEMAで日韓同時放送、国内独占無料配信。MBCが主催するサバイバルプロジェクトで、ガールズグループCLASS:yを輩出した「放課後のときめき」の男性版だ。MCは東方神起のチャンミン、プロデューサーはハン・ドンチョル、ウヨン（2PM）、カン・スンユン（WINNER）、(G)I-DLEのソヨン、B1A4出身のジニョンが務める。
「短い時間ですべてを見せないと」
3学期の「専攻分野」ミッションで、最初にパフォーマンスを披露したWINNER「REALLY REALLY」チーム。上位練習生が多く所属しながらも、パート分けで意見が分かれ、チーム内に気まずい空気が漂っていたチームでもある。
しかし本番ではボーカルのイ・ハンビンは本家に負けない伸びやかなボーカルを披露し、ヒカルもポイントを活かして観客を魅了。ホン・ソンミン、オ・ヒョンテのダンスも躍動感たっぷりで、大きな歓声を起こした。しかし順位が低く脱落の危機に瀕し、パートが多く与えられたキム・ボムジュンのラップは、練習生からも「よく聞こえない」などの声があがり、聴き取りづらい仕上がりとなってしまった。
原曲を作詞作曲したスンユンは「ハンビンの爽やかな高音がとても良かった」と前置きしつつ、「しかし全体では厳しく評価します。皆自分のパートのみに気を使っていたかと思うほど、サビのリズムがバラバラ、息も合ってなくて残念でした」とシビアなコメントを伝える。ソヨンは「ボムジュンに伝えたいことがあります。ラッパーならこれ以上のものを見せないと！アイドル曲ではラップパートが多くない。短い時間ですべてを見せないといけません。もっと練習してほしい」と、一流ラッパーならではの言葉で厳しい評価を下した。
ステージでは良い結果を残せなかったものの、ラップを得意とするボムジュンに、プロデューサーたちも「ラップパートの1位はボムジュンに獲ってほしい」と話していたが、観客による投票結果が発表され、ラップパートの1位はまさかのキム・ギュレの手に。2位はヒカリとなり、ボムジュンは3位となった。まさかの結果にほかの練習生たちも呆然とし、「これは心が痛すぎる」と複雑な表情だ。予想外の結果にギュレは「本当にありがとうございます。自作ラップは初めてで、ボムジュンくんが手伝ってくれたのに、そのボムジュンくんが最下位だったので、素直に喜べません」と複雑な思いを明かした。
次回「少年ファンタジー」#7は、5月11日（木）22時よりABEMAにて日韓同時放送、国内独占無料配信される。
