韓国のサバイバルオーディション番組「少年ファンタジー」で、下位練習生が集結した「Shoot Out」チームがプロデューサーから酷評を受けるも、どん底から努力を重ね、本番では素晴らしいステージを展開した。
【映像】下位練習生が集まったチーム、信じられない成長を見せた本番ステージ(35分頃~)
5月4日(木)22時より「少年ファンタジー」#6がABEMAで日韓同時放送、国内独占無料配信。MBCが主催するサバイバルプロジェクトで、ガールズグループCLASS:yを輩出した「放課後のときめき」の男性版だ。MCは東方神起のチャンミン、プロデューサーはハン・ドンチョル、ウヨン(2PM)、カン・スンユン(WINNER)、(G)I-DLEのソヨン、B1A4出身のジニョンが務める。
「全てが絶望的」から、感動のステージへ
3学期の「専攻分野」ミッション。MONSTA X「Shoot Out」は、選曲の際に対決に敗れたメンバーが集まって構成されたチームで、メンバーたちの平均順位も低い。メンバーは口々に「順位が低いのでとても不安でした」「絶対生き残りたい」と焦りを見せていた。リーダーのクム・ジンホは「みんな順位も低いし、これが最後かもしれないのにやりたい曲でもなく、全てが絶望的です」と漏らす。
メンバー間でパートを割り振っていくも、「やりたいパートはない」「センターは先生が決めてくれるはず」と後ろ向きなメンバーたち。中間評価ではダンスポジションのチン・ミョンジェとジンホを中心に良いダンスを見せるも、ラップポジションのソ・サンウ、ボーカルポジションのポク・ダニエルは歌詞を忘れ、他のメンバーも散々な出来だ。
プロデューサーのジニョンは「これが本番だったら終わってたよ」と喝を入れる。ジンホも「最悪でした。どうせダメだろうと思ってしまってました」と、納得と反省の表情。改めてチームで集まるも重い空気が流れる中、ジンホは「まだ何もしてない。始まったばかりだ」と士気を高めようとし、自身が順位を大幅に上げた経験から「危機をチャンスにしてほしい」という思いで練習をリードしていく。
お互いにアドバイスしながら、高め合って本番を迎えた「Shoot Out」チーム。本番では中間評価での姿が嘘のように、堂々とそれぞれのパートをこなし、サンウとデゥヒョンのラップも驚くほどの成長ぶり。下位練習生たちが集まったチームとは思えないステージを展開した。
プロデューサー陣もメンバーの進化に驚いた様子。ソヨンは「ダニエルの成長速度がすごすぎる」、スンユンは「やばいよ。歌が上手い」と感嘆する。スンユンは講評でも「鳥肌が立ちました。大事なのは一部だけでなく、各パートごとすべてに鳥肌の立つポイントがあった。惜しかった少年が1人もいませんでした」と称賛し、「ダニエルが自分のパートをしっかりやれてた」と、本人にも賛辞を伝えていた。
しかし会場の投票結果が発表されると、「REALLY REALLY」チームの数字を越せず、1位はイ・ハンビンが死守。「Shoot Out」チームはラップポジション、ダンスポジションでも1位を獲れなかった。ジンホは涙を流しながら「ベネフィットを獲ると約束したのに」と悔しい表情を浮かべ、メンバーが駆け寄って彼を慰める。ジンホは「みんなに生き残ってほしい」と切実な思いを話し、観客からは「泣かないで」と励ますような声援が飛んだ。
次回「少年ファンタジー」#7は、5月11日(木)22時よりABEMAにて日韓同時放送、国内独占無料配信される。