【プレミアリーグ】ニューカッスル0-2アーセナル(日本時間5月7日/セント・ジェームズ・パーク)
アーセナルの11番が19年ぶりの優勝に向けて驚異の粘りをみせた。カウンターから左サイドでボールを受けたマルティネッリが、ボックス内で「加速→止まる→加速」という緩急を駆使した鋭いドリブルでチャンスを作り、相手のオウンゴールを演出した。この粘り強い攻撃に称賛の声が相次いでいる。
【映像】マルティネッリが“沁みる”雄たけび!粘り強い仕掛けからオウンゴール誘発で追加点
1-0でアーセナルがリードしていた71分、ティアニーが自陣で相手のパスをカットすると、ジェズスを経由して同じ左サイドのマルティネッリへとパスが通った。
ニューカッスルの選手たちの帰陣が早かったことで、カウンターの場面にしてはスペースが少なかったが、そこでブラジル代表FWの技術が発揮される。スピードを緩めながらボックス内に進入すると、「加速→止まる→加速」という緩急を駆使した鋭いドリブルで相手CBボトマンを翻弄。そして中央にグラウンダーの鋭いクロスを入れると、ニューカッスルCBシェアがクリアできずに自軍ゴールにオウンゴールしてしまい、アーセナルが待望の追加点を奪った。
この場面をABEMAで解説を務めたベン・メイブリー氏は「粘って粘って粘って粘って、ゴールラインぎわで折り返すスペースを自分で作りました。オウンゴールは気の毒ですが、マルティネッリが粘った結果です」と、ブラジル代表FWを高評価。
視聴者からも「ピンボールやん」「ラッキーだが手繰り寄せたな」「カウンターのマルティネッリ!!!」「素晴らしい仕掛けや」「マルティネッリ流石やな」「苦しいところにこの追加点は沁みるでぇ」「マルちゃん今の点にするのは素晴らしい」など、称賛の声があふれた。
この試合は両チームがチャンスを作りながらもGKの大活躍によってなかなかゴールが生まれなかった。そんな展開でオウンゴールでもチャンスを演出。したマルティネッリは見事な働きをしたと言えるだろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)