【プレミアリーグ】ニューカッスル0-2アーセナル(日本時間5月7日/セント・ジェームズ・パーク)
やや荒れ気味だった激戦の最後に乱闘騒ぎが起こってしまった。騒ぎを起こしたのはエンケティアとシェアの2人。ボールの主導権をきっかけに揉めたのだ。これに対して両軍の選手が止めに入ると、その中にいつもは揉める側の人間であるジャカの姿が。これには視聴者の間でも「ジャカが止めてるw」と話題となった。
【映像】選手同士がユニフォームを引っ張り激しい“どつき合い” 肉弾戦からの乱闘騒ぎ
3位vs2位という上位対決は、前半開始直後から強度の高い試合となった。両チームの選手が相手選手を潰す守備をしながらも、主審のクリス・カヴァナーはあまり笛を吹かず。シェアがガブリエウ・ジェズスにショルダータックルを入れた67分の場面のように、他の審判であればイエローカードが提示されてもおかしくない場面で、カードを提示しなかった。
73分まで最初のイエローカードを出さずとも主審はコントロールしていたが、最終盤にエンケティアとシェアの2人が両軍の選手を巻き込む乱闘騒ぎを起こした。
ボールをキープして試合を締めたいアーセナルと、1点でも多くゴールを返したいニューカッスルの思惑がぶつかり合う形となって、ボールの主導権を巡って両者は激突。プレーが切れると、シェアがエンケティアに対して背中を押す形で仕掛けると、エンケティアはそれに反応。これが騒ぎのきっかけとなった。
これにはABEMAで解説を務めたベン・メイブリー氏も「エンケティアが替わって入ってきた選手なので、前半の頭から少しずつヒートアップしそうな流れには彼は絡んでいないはずですけど、もちろんチームの一員として気持ちは共有しつつも、彼がいきなり熱くなるのはちょっと驚きました」とやや驚いた様子。
視聴者からは「喧嘩すな」「喧嘩両成敗」「後ろから押しすぎw」「ラグビーかよ」など、乱闘騒ぎを心配する声が寄せられた。また「トロ偉い」「ジャカが止めてるw」など、乱闘の仲裁役に買って出た選手たちを称賛する声も相次いだ。
2位アーセナルは優勝へ、3位ニューカッスルはCL出場へ、両軍ともに19年ぶりの偉業達成に向けて負けられない戦いを披露していた。この選手たちの熱量を止めることは冷静なカヴァナー主審でも難しかった。
(ABEMA/プレミアリーグ)