ラファエル・レオン

 ミランに所属しているポルトガル代表FWラファエル・レオンが、10日に控えたチャンピオンズリーグ(CL)・準決勝のインテル戦を欠場することなるかもしれない。『スカイ・イタリア』が7日に伝えている。

 R・レオンは6日に行われたセリエA第34節ラツィオ戦にスタメン出場したものの、開始直後に右足の違和感を訴えた。CLが控えていたことからミランを率いるステファノ・ピオリ監督は無理をさせず、R・レオンは開始11分でピッチを後に。試合後、ピオリ監督は「彼は落ち着いており、問題ないと話していたが、明日の検査を待った方がいい。それほど深刻なものではなさそうだが、4日後に試合があるのは事実だ。私は選手を信頼しているし、彼は決して落ち込んでいるわけではなかった」と話していた。なお、試合はミランが2-0で勝利している。

 そして、ミランは7日にR・レオンの検査結果を報告。「今朝、ラファエル・レオンは検査を受け、右足大腿部長内転筋の伸長が確認された。状態は日々確認される」と明かしていた。『スカイ・イタリア』によるとそけい部の小さなケガであるとのことで、CLの“ミラノ・ダービー”への出場は不透明になっているという。ケガは決して深刻なものではないが、負傷が悪化するリスクを踏まえて判断することになりそうだ。

 なお、R・レオンは6日に自身の公式Instagram(@iamrafaeleao93)のストーリーズに画像を投稿。「またすぐに波に乗るよ」と綴っており、状況が深刻ではないことをアピールしていた。

 今シーズン、R・レオンはセリエA第34節終了時点で32試合に出場して12ゴール8アシストを記録。CLでもここまで全10試合のピッチに立って1ゴール5アシストをマークしていた。CLの大舞台で“攻撃の要”が不在となるとミランにとっては大きな痛手となるが、R・レオンは無事にインテル戦のピッチに立っているだろうか。