ビジャレアルは、ディナモ・ザグレブに所属するクロアチア代表GKドミニク・リヴァコヴィッチの獲得を目指しているようだ。7日、スペイン紙『アス』が報じている。
今冬の移籍市場で正守護神のヘロニモ・ルジが、アヤックスへと移籍したビジャレアル。今現在は経験豊富な40歳のGKぺぺ・レイナがゴールマウスを守っており、控えには21歳のGKフィリップ・ヨルゲンセンを擁しているものの、決して層が厚いとは言えない現状だ。
当然、ビジャレアルは今夏の移籍市場でGKのポジションを強化する方針とのこと。『アス』によると、その第一候補はドミニク・リヴァコヴィッチの模様。クロアチア代表として臨んだ昨年11月のカタールW杯では、センセーショナルな活躍を見せて、一躍その名を世界に轟かせた。今夏の注目株であることは間違いなく、すでにマンチェスター・Uなども関心を示していることがそれを証明している。そして今現在、同選手獲得競争のポールポジションに立っているのはビジャレアルのようだ。
加えて『アス』は、リヴァコヴィッチ本人が理想的な移籍先としてビジャレアルを思い浮かべていると指摘。また、同選手の代理人は『CAA Stellar』に所属しており、ビジャレアルのFWジェレミ・ピノの代理人の同僚である。その為、かねてよりビジャレアルは『CAA Stellar』と友好的な関係を築いており、そのことが有利に働くという見方があることも伝えている。
リヴァコヴィッチの移籍金は1000万ユーロ(約15億円)で、ビジャレアルは獲得に向けて楽観的なようだが、今夏に『デ・ラ・セラミカ』に到着するのだろうか。