【プレミアリーグ】ブライトン1-5エヴァートン(日本時間5月9日/アメックス・スタジアム)
三笘薫への警戒度は試合を追うごとに増しているようだ。ルーズボールを拾った三笘が、カウンターを仕掛けようとしたところ、エヴァートンMFゲイエがファウル覚悟でスライディングタックルで阻止。残留争いを繰り広げている中で執念をみせた。しかし、視聴者たちは「余裕でレッド」「危なすぎ」と激怒している。
【映像】セネガル代表MF、三笘薫に“ファウル覚悟”のスライディングタックル
ブライトンが0-1で追いかける展開で24分、CKからのボールの跳ね返りを三笘が拾うと、得意のドリブルからカウンターを仕掛けるチャンスが訪れる。
三笘がボールを巧みにコントロールし、いざトップスピードに乗ろうとした瞬間、ゲイエがファウル覚悟で三笘に強烈なスライディングタックルを仕掛ける。しかし、セネガル代表MFのタックルはボールではなく、三笘へチャレンジすることに。結果としてカウンターは阻止できたが、ゲイエにはイエローカードが提示されている。
スロー映像を確認するとゲイエの足裏が三笘の足裏をノッキングしている形になっていることがわかる。三笘もスピードをかなりスピードに乗っていたため、ゲイエの足がもう少し強く引っかかっていれば、大怪我にも繋がりかねない。幸い三笘に怪我はなく、すぐに何事もなかったかのようにプレーを再開していた。
この試合をABEMAで解説を務めていた鄭大世氏は「三笘薫が持ったら危ないと、スタジアムの全員が思ったと思う。すごいですねこうやって警戒されるの」と三笘の凄さゆえに飛び出したプレーだと説明。視聴者は「余裕でレッド」「こうやって止めるしかないんやろうな」「完全に足狙い」とゲイエのプレーに興奮と怒りが冷めやらない様子だった。
三笘の脅威的なドリブルと残留争いをしていると言う状況を考慮すると、ゲイエのプレーはチームを助けると言う視点ではプロフェッショナルなものであったという見方もできる。ただ三笘を応援するファンの心理からすると、このようなプレーは肝を冷やす危険なものであったに違いない。
(ABEMA/プレミアリーグ)