レアル・ソシエダは8日、スペイン代表MFブライス・メンデスのメディカルレポートを報告した。
シーズンは佳境に入り、2013-14シーズン以来となるチャンピオンズリーグ出場権獲得が近づくレアル・ソシエダ。残り4週間で5試合とラストスパートをかけるタイミングに突入したが、ここにきてMFブライス・メンデスが負傷したとのこと。5月4日のトレーニング中に右長内転筋を損傷し、今現在は理学療法による治療を受けていることを伝えている。なお、離脱期間は経過観察次第となり、全治の見通しは明かされていない。
一方でスペイン紙『アス』は、「残りのシーズンをどの程度欠場するかは分からない」としつつも、「この種のケガは通常、最低でも2週間の療養が必要とされる」と指摘。これにより、第34節ジローナ戦と第35節バルセロナ戦の2試合の欠場は濃厚のようだ。それ以降は経過次第ではあるが、シーズン中の復帰は容易ではないという見方。その反面、クラブは残り2試合(第37節アトレティコ・マドリード戦、最終節セビージャ戦)に間に合うように復帰できると楽観視していることを報じている。
昨夏の移籍市場でセルタからレアル・ソシエダに加入し、ここまで公式戦39試合に出場し10得点7アシストを記録しているブライス・メンデス。“ラ・レアル”の中盤を、MFマルティン・スビメンディ、MFミケル・メリーノ、MFダビド・シルバとともに構成する同選手の離脱は、大きな痛手となる。