マンチェスター・Uが、ベンフィカに所属するポルトガル代表FWゴンサロ・ラモスへの関心を強めているようだ。9日、イギリス紙『ミラー』が伝えている。
今夏の移籍市場でストライカーの獲得に動くと見られているマンチェスター・Uは、トッテナムとの現行契約が2024年6月30日までとなっているイングランド代表FWハリー・ケインの獲得を目指しているものの、トッテナムのダニエル・レヴィ会長との交渉は難航することが予想されている。
そこでマンチェスター・UはG・ラモスの獲得にも関心を示しているという。報道によると、マンチェスター・Uは追加オプションを含め、7000万ポンド(約120億円)から最大1億ポンド(約171億円)相当の移籍金を用意して、G・ラモスの獲得のためにベンフィカと話し合う準備を進めていることが伝えられている。
なお、2016年8月にユヴェントスからフランス代表MFポール・ポグバを獲得した際の8930万ポンド(約153億円)がマンチェスター・U史上最高額の移籍金記録となっていることから、G・ラモスにはこれを上回る移籍金で加入する可能性も浮上している。
現在21歳のG・ラモスはベンフィカの下部組織出身で、2020年7月にトップチームデビューを飾り、公式戦通算103試合の出場で39ゴール15アシストをマーク。今シーズンは開幕から好調を維持し、公式戦44試合の出場で25ゴール11アシストを記録している。
また、ポルトガル代表の各年代別チームでも活躍し、FIFAワールドカップカタール2022開幕直前の親善試合でA代表デビューを果たすと、ラウンド16のスイス代表戦でハットトリックを達成したことで一躍世間に名が知れ渡った。多くのクラブから関心を寄せられているG・ラモスだが、果たして今夏にマンチェスター・Uに加入することになるのだろうか。