アストン・ヴィラがレアルマドリードのFWマルコ・アセンシオをリストアップしているようだ。10日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
アストン・ヴィラは、ウナイ・エメリ監督が就任して以降、一時10戦負けなしなど絶好調で6位まで浮上、来季のヨーロッパリーグ(EL)出場圏内である5位以上を今季の目標としていたが、直近2試合で連敗。5位のリヴァプールとは残り3試合で勝ち点差が8ポイント。現在は8位まで沈んでいる。
来季こそは、5位以上を目指すため、現メンバーに加えて3、4人の違いを生み出せる選手を補強したいと考えているようだ。その中の一人がアセンシオだという。
現在27歳のアセンシオは2015年夏にマジョルカからレアル・マドリードに加入。1シーズンのレンタル移籍を経て、2016-17シーズンから同クラブの一員として活躍している。これまで数々のタイトル獲得に貢献し、今シーズンもここまで公式戦46試合に出場し11ゴール7アシストをマーク。途中出場が多いながら、白い巨人の重要な選手であることは間違いない。
現行契約が6月末で満了となることから、その去就には大きな注目が集まっている。スペイン人FWの優先事項はレアルとの契約更新と見られているが、アストン・ヴィラはレアルで受け取る額の2倍、約800万ユーロ(約11億8000万円)という高額オファーを提示したという。
今のところ大きな進展は見られず、アセンシオ自身も契約更新を望んでいると報じられているが、特別な左足を持つスペイン代表FWは、来季はどこでプレーすることになるのだろうか。