ジョゼ・モウリーニョ

 ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、パリ・サンジェルマン(PSG)就任の噂を否定した。10日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。

 昨年7月に就任したクリストフ・ガルティ監督の下、2022-23シーズンに臨んでいるPSG。“3冠”も期待された同クラブだったが、クープ・ドゥ・フランス(フランスカップ)で早期敗退の憂き目に遭うと、チャンピオンズリーグ(CL)ではラウンド16でバイエルンに完敗。連覇を目指すリーグ・アンでは首位を快走しているものの、2023年に入ってから6敗を喫するなど、不安定な戦いが続いている。

 このような状況からガルティ監督の解任を検討しているPSGは、ジネディーヌ・ジダン氏やルイス・エンリケ氏、ユリアン・ナーゲルスマン氏、アントニオ・コンテ氏らを新指揮官候補としてリストアップしていることが報じられている。

 そんななか、PSGはローマとの現行契約が2024年6月30日までとなっているモウリーニョ監督の招へいにも興味を示している模様で、すでに両者は接触していることも伝えられている。

 しかし、モウリーニョ監督はイタリアメディア『スカイスポーツ』で「彼らが電話をかけてきたとしても、私は出なかった。彼らと話した事などない」とPSGとは連絡をとっていないことを強調した。