国際貢献という観点において日本のプレゼンスは低い。その一因には「武力支援を行なっていないこと」がある。しかし、「そんな日本だからこそできる国際貢献の形」もあるはずだ。
そう語る永井陽右氏とともに、ニュース番組『ABEMAヒルズ』では、G7広島サミット開催を前に日本ならではの国際貢献を考える。
G7広島サミットのシンポジウムにスピーカーとして出演する永井陽右氏はNPO法人アクセプト・インターナショナル代表理事を務め、テロリストやギャングという組織の元構成員をも受け入れ、支援し社会復帰への道を築いている。
シンポジウムでは、「これからの日本の国際貢献」について話すという。永井氏は「日本ならではの価値観・オリジナリティーを出す方法の一つに『平和人材の育成』があるのではないか」と語る。
“平和人材の候補”はどうしても「育ちのいい若者・リーダー」になりがちだという。しかし、永井氏は「逆に私が支援しているような『問題に携わった経験がある若者』だからこそ気づけること、考えたこと、言えることもあるはずだ。そんな“ユニークな可能性”にもっと光を当てることが大事なのではないか」と話す。
「たくさんある方法の一つだが、そうしたアイデアを出すことが強烈なオリジナリティーとなり、日本のプレゼンスを上げることにもつながる」(永井氏)
(『ABEMAヒルズ』より)




