エリック・テン・ハフ

 マンチェスター・Uを率いるエリック・テン・ハフ監督が今夏の移籍市場について語った。12日、イギリス紙『ミラー』が報じている。

 直近のリーグ戦では2連敗と調子を落とすマンチェスター・U。それでも1試合未消化ながらチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位をキープしており、来季のCL出場権獲得の可能性を十分に残している。またテン・ハフ監督のもと、チームはカラバオ・カップを制し、FAカップでは決勝進出を決めている。

 CL出場権に加え、カップ戦のタイトル獲得に向けて邁進中のマンチェスター・Uは、トッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインやナポリに所属するナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンなど“大物”の獲得も噂されており、今夏の移籍市場における動向には注目が集まっている。

 13日に行われるプレミアリーグ第36節のウルブズ戦を前にした記者会見でテン・ハフ監督は、今夏の移籍市場について「昨年と比べて大きな違いがあると思う」と語り、以下のように続けた。

「現在、多くの選手がこのプロジェクトの大きさ、野心、そして質に注目している。昨年は私たちが選手に声をかけたとき、多くの心配や疑問があったように思う。しかし、今年はたくさんのトッププレイヤーが本当に来たいと思っている」

 移籍市場での選手獲得に大きな自信を見せたテン・ハフ監督だが、今夏にはどんな選手をチームに迎え入れるのだろうか。躍進を続けるマンチェスター・Uの今夏の動向にも注目が集まる。