ミランが、フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地の獲得に大きく近づいているようだ。13日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。
今季限りでフランクフルトを退団することが正式に決定していることから、その移籍先に注目が集まっている鎌田。これまで、ベンフィカやドルトムント、ナポリなどが移籍先の候補としてメディアでは度々報じられてきたが、ここに来て新天地の候補として急浮上したミランが獲得競争で有利な立場に立ったようだ。
同メディアによると、ミランは鎌田と年俸300万ユーロ(約4億4000万円)で基本合意に達した模様で、スポーツディレクターを務めるフレデリック・マッサーラ氏やパオロ・マルディーニ氏が鎌田のことを高く評価しているという。また、契約満了での獲得となるため、移籍金が発生しないこともあり、資金面でも障害がないと報じている。加えて、鎌田自身もこの移籍に対して前向きであることが伝えられている。
鎌田の獲得には、現在レアル・マドリードから期限付き移籍で加入しているスペイン人MFブラヒム・ディアスの去就が影響する模様。今夏に保有元への復帰が噂される同選手を獲得するには多額の資金が必要とされており、同メディアでは、財政面を考慮して、鎌田の獲得に動くのではないかと指摘している。
果たして、鎌田の“ミラン移籍”は実現することとなるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。